イギリスの有名なオーディション番組に出演し、すごくウケて話題になっている「とにかく明るい安村」。
芸の中で使っている英文が、英語学習的にとても興味深いものなので、4つの観点から解説した動画を作りました。

動画はこちら
英語学習的な4つの観点から解説
1.現地化(ローカライズ)
英語の動画は前から公開していたものの、今回イギリスの番組に出るにあたって彼はどんなネタで勝負したでしょう?
文化や感覚の違いを意識して臨まなければ、たとえ英語が理解されても面白いとは思われないものです。
2.英文法
日本語はいろいろ省略しても伝わる便利な言語ですが、英語は目的語が必要です。
“I’m wearing!” だけでは、「何を」履いているんだって?と思われてしまいます。
安心できません。
でもこの文の不完全さが功を奏して、審査員が毎回 “Pants!”と叫ぶことで更に盛り上がっています。
ところで、pantsって、複数形?
3.英語力
安村さんは審査員の英語を断片的に聞き取って反応しています。
こういうのを見て、英語は勉強より実践、と勉強不要論を唱える人もいますが
これは、キャラクターや目的、芸があってこそ生きてくる戦略なので、
はたして普通の人が同じことをしてうまくいくでしょうか?
4.芸名
とにかく明るい安村 → anyway bright Yasumura では通じません。
この場合の「とにかく」はどの英単語だとしっくりくるでしょう?
この芸風の「明るい」を表す単語は何が最適でしょう?
本当の意味を考えて、適切な英語に置き換えられるように知識とセンスを身につけましょう。
詳細は、ぜひ動画をご覧ください。