受講生の基本情報

年代性別50代女性
ご職業学術系出版社 編集職(管理職)
英語歴長年の英語学習歴・海外滞在経験あり(読み書き中心)
使用状況海外の研究者・学者との日常的なコミュニケーション
受講目的発音を整え、自信を持って格調高い英語を話せるようになりたい

1. 受講前の課題:海外滞在経験があっても抱く「発音への違和感」

今回ご紹介する生徒様は、海外滞在経験があり、日頃から海外の学者ともやりとりをされている英語力の持ち主です。
しかし、ご本人の中では「発音をしっかりと直したい」という思いをお持ちでした。

ビジネスや学術の第一線で求められるのは、スラング混じりのカジュアルな英語ではなく、「フォーマルで信頼される格調高い英語」です。日常会話には困らないものの、「自分自身がストレスなく、快適に、そして自信を持って研究者たちと渡り合える発音を身につけたい」という目標を掲げてご入会されました。

ピアノや書道などの習い事を長年継続されてきた経験から、「独学ではなく、プロの指導のもとで正しい技術を習得したい」という姿勢をお持ちの受講生様でした。

2. プロの見立て:音の短さと「口の開け方・出力」の分析

体験レッスンで実際に英語を話していただいた際、講師が注目したのは「声の出力(音の響かせ方)」と「音の長さ」でした。

  • 音のつまり・短さ
    語尾や音節が短くなりやすく、つまるような聞こえ方になっていました。
音が短くなる・つまるという例をコーヒーとコピの発音で示したイラスト
  • 物理的な開口量と音の響き:
    お顔や顎が華奢なこともあり、日本語を話す際も少し音がこもりやすい傾向がありました。英語を話す際も同様に口の開きと呼気の出力が控えめになり、英語特有の深い響きが十分に引き出せていない状態でした。

元々の英語理解力や学習能力が非常に高い方だからこそ、こうした「息の使い方」「音の保ち方(長さ)」といった身体的なコントロールを調整することで、劇的に発音のクオリティが上がると分析しました。

3. 指導プロセス:基礎の構築から、アカデミック素材への応用チューニング

受講生様のバックグラウンドと関心に合わせ、基礎となる音の習得・チャンク学習を終えた後の教材には『World Economic Forum(世界経済フォーラム)』やアカデミックな学術誌の論説記事などを採用しました。
発音練習にとどまらず、「学者や知識人の一般教養となる高品質なテキスト」を用いてトレーニングを行うことで、実際の仕事現場でそのまま使える語彙や表現のストックも同時に高めていきました。

4. 成長の転換点:レッスン30回目で見せた「完全なシンクロ」

トレーニングを重ねる中で、明確な変化のポイントが2つありました。

① レッスン7〜8回目:「聞こえる音」がクリアになる感覚

元々「聞き取れなくて困る」という自覚はなかったそうですが、発音のメカニズムを学んだことで、「なんとなく聞いていた音が、スムーズにクリアに頭に入ってくるようになった」と変化を実感されました。

これは例えるなら、日本語の例になりますが、「絆創膏(ばんそうこう)」という漢字を『読む』ことはできても『書く』ことはできなかった状態から、実際に『書ける』ようになったことで、街中で『膏』の文字を見ただけでも一瞬で認識できるようになる感覚です。
自分で正しく発音(再現)できるようになったことで、リスニングの解像度が飛躍的に向上したのです。

② レッスン30回目:講師との発音が完全に重なった瞬間

レッスン30回目を数えた頃、講師と同時にオーバーラッピング(重ねて発音)をした際、「音の長さ」「強弱」「タイミング」のすべてが講師の音声と寸分狂わずシンクロするということが起きるようになりました。ご自身の中でも「あ、こういうことか」という感覚をつかまれた、象徴的なエピソードです。

5. 受講後の変化:発音を超えて「英語の世界観」が広がる

発音が劇的に改善されただけでなく、英語という言語に対するスタンスにも素敵な変化が現れました。
元々英語に苦手意識はなかったものの、発音が快適になったことで英語を読む・話すことがより一層好きになられたことです。
仕事で扱う専門書だけでなく、子供向けの本など幅広いジャンルの英字メディアに自発的に触れるようになり、表現の幅と視野が大きく広がっていらっしゃいます。

6. 講師からのメッセージ

東京銀座のメントール英語発音教室代表・杉本香七

「自分は英語が話せるし、聞き取れてもいるから発音矯正は必要ない」と感じている方の中にも、実は「発音の仕組みを知らないことで、無意識のうちにリスニングや会話に強い負担感(ストレス)を感じている」ケースがあります。

留学経験がある方や、日常的に仕事で英語を使っている方も、自己流の発音の癖を調整することで、自信を持って英語を扱えるようになります。

「自分の発音に今ひとつ確信が持てない」「もっとフォーマルな場で通用する綺麗な英語を話したい」とお悩みの方は、ぜひ一度体験レッスンにお越しください。プロの目線で、あなたの英語力をもうワンランク上へと引き上げるお手伝いをいたします。

まずは「自分の発音の現在地」を知ることから

メントール英語発音教室では、お一人おひとりの骨格・英語バックグラウンドに合わせた完全オーダーメイドのマンツーマン指導を行っています。

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