英語発音矯正を専門にしたスクールやレッスンは世の中にたくさんあります。
「発音矯正」というジャンルが一般的になってきたのは2002年以降で、インターネットの発展とともに広がってきた感じです。数が増えると、多くの人が知ることになってそれは良いことである一方、デメリットもあります。選択肢が多すぎてどれが自分に必要なのか、合うのか判断ができないという点です。
この記事を書いている私は、この業界をかなり昔から見てきました。昨日や今日、数年前に始めたわけではありません。英語発音矯正が日本で全く注目されていなかった35年以上前に、英語発音矯正の専門家である父親(故人)が日本人向けの英語矯正プログラムを開発し、当時はビデオと、個人レッスンで提供を始めました。
この記事では、長年英語発音矯正に関わってきた経験から、できるだけ客観的に英語発音矯正レッスンについて説明します。特に、個人レッスン、グループレッスン、オンラインレッスン、対面レッスンの特徴を挙げて比較できるように書きます。私のレッスンのメインは個人の対面レッスンですが、もちろんオンラインもやっていて、仕上がりに遜色はありません。ちょっと工夫とノウハウが必要ですが。グループレッスンも外部でやりますが、グループにはグループのメリットがあります。
というわけで、私は全てのタイプのレッスン経験とノウハウを豊富に持っており、その実体験を元に書いており、机上の空論ではありません。
どうすればいいか迷っている方の参考になれば嬉しいです。
長い記事になるので先に結論を書いてしまいます。

個人 vs グループ どっちがいい?

プロ
個人レッスンでもグループレッスンでも、その人の生活ペースに合って、続けられるものに出会えればどちらでも上達します。ただ、個人レッスンの方が圧倒的に成果が出るのは早いです。

対面 vs オンライン どっちがいい?

のプロ
これも答えは上記と同じになりますが、その人の生活ペースに合って、続けられるものに出会えればどちらでも上達します。ただし、音(母音とか子音とか)の問題よりもリズムに問題が多い人は、対面の方が成果が出やすいです。
理由は記事内に書くので読んでみてください。
英語の発音がいい人の特徴は?
英語の発音がいいと思われている人には、以下のような特徴があります。
- 英語を文字ではなく耳で学ぶ習慣がある
- スペルではなく、発音記号に頼って発音している
- 顔の筋肉をよく使って発音している
- 大きめな声ではっきり話している
- 聞き手に配慮して話して(発音して)いる
理由など詳しくはこちらの記事を参考にしてください。これくらいのことは、どこのホームページにでも書いてあるし、知っていて当たり前くらいな感じのことです。問題は、どうやったらこのような特徴を身につけて、「発音がいい人」になれるのかということです。ごく稀に、無意識にできている人もいますが、ほとんどの人は方法を学んで意識して練習をして上記のような特徴を身につけています。無意識に「ネイティブのマネ」をするのではなく、ルールを知った上で、意識的にやった方が良い理由を次に説明します。
ネイティブの英語発音をマネすれば「発音がいい人」になれる?

大人は「マネ」で英語発音矯正はできない
残念ながら大人は「マネ」で英語発音をマスターすることはできません。これは、言語学の心得がある人なら誰でも知っていることですが、「マネしましょう」という指導は楽だし「マネするだけでできる」というキャッチフレーズはウケがいいのでよく使われがちです。
でも、残念ながら思春期頃(12-13歳ころ)を過ぎると、便利な「マネ」機能が失われてしまいます。そうすると、聞いたものをただマネすることができなくなってしまいます。

「子供だって勉強しなくても言葉を覚えられるんだから、大人も同じ方法でマネして自然に覚えましょう!」というのは大人には当てはまらないのです。
(この辺りを専門的に知りたい人は、言語習得 言語獲得装置 臨界期などのキーワードで論文を読んでみると書いてありますが、ほとんどの人は読む必要がありません。一応、「私が言っているのは感覚的でいい加減なものではない」ということの証拠として書いておきます)
自力である程度「マネ」ができる部分もあります。でも、いくらネイティブの音を聞いて、同じように発音しているつもりでリピートしても、その通りに発音できていない人がほとんどです。その人が悪いんじゃありません。大人は、外国語で音の仕組みや音を理解していないのに単に「マネ」をすることができないからです。
このように、せっかく努力しているのにあまり効果がない音読やシャドーイング、リピーティングを続けている人は多いようです。自己流で効果が低いやり方を続けてしまっている学習者に対する警告なのか、有名な英語の先生でも音読、シャドーイング、リピーティング否定派は一定数存在します。
英語発音矯正スクールで学ぶメリット
英語発音矯正スクールできちんと学ぶと、最短期間で最大の効果を得られるのがメリットです。デメリットは、お金がかかることです。
自力で発音矯正 vs 英語発音矯正スクールで発音矯正
有料や無料の発音アプリもだいぶたくさん出回っていて、年々質が良くなっています。でも、最大のデメリットは効果が出るまでの回数が人によってかなり違うこと、成果が安定、定着しにくいことです。
アプリは、そのアプリが「正解」とする音を出せればできたということになりますが「正解」の音を出せなかった場合に、何が悪くて「不正解」なのか人に合わせて教えてはくれません。だから、よほど感度が良い人でない限り、正解に到達するまでに回数(時間)がかかります。正解を出せても、何が原因で正解になったのか客観的かつ定量的に把握するのが難しいので、いつも同じ音を安定して出せるようになる人が多いとは言えません。
※アプリをけなしたいわけではないので、気を使って書いております。歯切れの悪い表現になってすみません。アプリはアプリでゲーム性があって楽しいので
このように、自力でできる可能性がかなり高いことを長く続けて成果を得られない状態でいるより、専門家から習って短期間でさっさと集中してマスターした方が英語力全体にかなり大きなプラスの効果があります。
早く安定した効果を得たいなら、発音矯正スクールがおすすめです。
英語発音矯正アプリのメリット、コスパ最強の活用方法
アプリの診断機能や添削サービスによって自分で練習した音の結果をフィードバックしてもらうことができます。発音アプリのほとんどは発音診断機能がついているし、DVDやCDにも添削サービス付きのものがありますから、利用してみるといいでしょう。アプリによって、発音の正解基準が異なるので、やるのなら1つに絞ってしっかりやり込むことをお勧めします。色々やると、混乱の元になります。添削サービスのレベルや質も、色々あるのでしっかり見極めてから選ぶと効果的です。アプリも添削も、レッスンを受けるよりは安くすみます。
繰り返しになりますが、デメリットとしては、効果が出るまでに時間がかかる点が挙げられます。時間効率よりコスパを重視する人、根気よく続けられる自信がある人にはおすすめです。
おすすめは、発音矯正スクールでしっかり直した後に、定着させるためにアプリで練習を継続する方法です。
英語発音矯正スクールに通い続けることはできないけど、習ったことを維持したい人は、基本が終わったらアプリ学習に切り替えてメンテナンスするのがおすすめです。私もいくつかアプリをやってみましたが、ゲーム性があってどんどんやりたくなるので、その性質を利用すると挫折せず続くと思います。
それでも自力でやっていると変な癖が出てきてしまうので、月に1回とか、数ヶ月に1回、発音矯正スクールの単発レッスンを受けて先生にチェックしてもらうと良い音を維持できます。
メントール英語発音教室にも、基本が終わるまで週に1回−2回ペースで受講して、あとは月に1回とか年に数回だけチェックのために受講している生徒さんが数人いらっしゃいます。皆さん驚くほど習得した音が維持できていて、私もとても嬉しくなります。
個人レッスン vs グループレッスン
どちらにもメリットデメリットがあるのは当然のことです。この項目に関しては私の主観で「xxが最強です!」と言うのは控えて、判断材料を提供します。今の自分はどちらなのか、1項目ずつ具体的に考えてみましょう。
個人とグループの比較みたいなものは、書き方によっていくらでも自分に都合の良い比較表を作れますからあまり意味がないと思います。というわけで、この記事では、個人レッスンもグループレッスンもたくさん行った経験から、それぞれの形態でしかできないことを挙げてみます。
自分が欲しいものは個人とグループどちらが多いのか、具体的なシーンを思い浮かべてよく考えてみましょう。
- 自分のペースで学ぶ
- 自分に合ったカリキュラム(教材、英文)をやりたい
- 自分の考え方や理解の仕方に合わせた説明
- フレキシブルなレッスンスケジュール
- 1レッスンでたくさん質が良い発声をする
- 遠慮なく質問をする
- 他の人の発音から学ぶ
- 仲間にライバル心を燃やしてやる気エネルギーに変える
- 自分だけ脱落したくないという継続モチベーションをもつ
- 仲間を作る
- 他の人の質問から学ぶ
- 人前で発声する度胸をつける
当たり前の話ですが、グループレッスンより個人レッスンの方が単価は高くなります。一方で、成果を出すまでにかかる時間は短くなります。個人でさっさとやってしまった方が全体コストが安くなることも多々あるので、1レッスンの単価ではなく、全体コストで比較するのがおすすめです。

対面レッスン vs オンラインレッスン
これも、どちらを選んでもメリットデメリットがあります。
レッスン効果の結論だけを見ると、オンラインの方が劣るということはありません。
色々な条件が違うので、対面でしかできないこと、オンラインでしかできないことを挙げます。
- 先生と生徒さん同時に発音して、音の長さ、強さ、高さのズレをチェックする
- 対面ならではの良い緊張感と集中力を出す
- 通信環境に左右されずにレッスンする

対面レッスンだと、なんといっても同時に発声できるので、声のタイミングや強さのズレが一目瞭然でわかりますから直りが早いです。もちろん、同時に出せなくても一つ一つ指摘して理解していただく方法で教えられますが、やはり時間はかかります。あと、みなさんおっしゃるのが、「対面だと人間から感じられるエネルギーが違う」ということ。私はまあまあ明るいエネルギーを出している方だと思うので、「先生と話すと元気になれます!」と言ってくださる方が多いです。これは対面の醍醐味ですよね。
- 海外、地方など遠方からの受講
- 時間短縮(通学の行き帰りの時間)
- 顔を出さないで受講する
- ネット会議と同じ環境で英語を練習する
特に女性で朝早くとか夜受講する時、メイクをするのは面倒な時ってありますよね。オンラインだと画面オフでも受講していただけるので(私は発音を音で判断しているので、口が見えなくても間違ったらすぐわかって指摘できます。)便利です。また、最近はオンライン会議が増えていると思いますが、ネット環境だと音が圧縮されたりして弱くなる音があります。それでも相手に聞き取ってもらえるように練習するのはオンラインならではのメリットです。
まとめ
いかがでしょうか。個人レッスン、グループレッスン、対面レッスン、オンラインレッスンの特徴やメリットデメリットを紹介しました。誰かがいいといっているものを鵜呑みにせず、自分で何が自分にとって良いのか考えて、体験レッスンなどを受けて選ぶのがおすすめです。
最後に、メントール英語発音教室の特徴を簡単に紹介します。もし気になったら無料体験レッスンを受けてみてください。勧誘はしませんので安心してください。
Where
教室は銀座一丁目のレトロビル(東京都の歴史的建造物に認定)にあります。最寄駅は新富町(2番出口)で、銀座や宝町の駅からも徒歩10分以内です。対面でもオンラインでも受講可能です。
When
2013年創業の英語発音教室です。30,000件以上の指導実績があります。
What
スクール名に「英語発音」と入っている通り、英語発音の矯正レッスンを行なっている個人指導スクールです。
英語発音矯正とは、英語にしか存在しない音を発音できるようにし、耳で認識できる(聞き取れる)ようにすることを指します。英語には日本語にない母音や子音がたくさんあり、大人は「音を真似する」ことができないので、真似ではなく理解と練習と修正でできるようにすることを「矯正」と呼んでいます。
Who
代表である私、杉本香七がすべてのレッスンを行います。曜日や時間帯によって講師が変わることはありません。
他のスクールではグループレッスンがあるところも多いですが、当教室では完全プライベートなマンツーマンレッスンとなります。
Why
英語発音矯正をすると、発音が良くなり、英語が通じるようになります。通じるようになると、聞き取ることが苦でなくなり、リスニング力も上がります。英語の中身に意識を集中できると、コミュニケーションの質も上がります。結果的に英会話力を含めた英語スキルが総合的に向上します。
How
まず基本コースにて音素とイントネーションを習得いただきます。その後、一人一人の英語発音力や、生活形態、目的・目標に合わせて様々な長さ、ジャンル、レベルの英文を教材として提案し、音読します。指導は個々人の口や舌の特徴をふまえた上で行いますので、カリキュラムそのものがオーダーメイドです。
以上の特徴を読んでいただきご自分に合っている英語発音教室だと感じられた方、迷っているけど気になる方、まずは無料体験レッスンをお試しください。
