本日2024年3月27日は、メントール英語発音教室12歳のお誕生日です。(会社が創立12周年)
みなさま、ありがとうございます。色々あったし今でもいろいろありますが、どうにかやってきました。
これからもどうにかやっていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

杉本 香七
私の近影(2024年3月27日撮影)

私が初めて英語発音レッスンをやったのは、英語発音矯正の専門家である父が風邪かなんかで急遽レッスンできなくなり、生徒さんに連絡もつかなったので突然代行レッスンした日でした。確か2005年とか6年頃。


父はとても呑気なもので、「おう、カナ、悪いけど代わりにレッスンしておいてくれ。今日はもう無理だ」と言って帰宅してしまったのです。

生徒さんには申し訳なかったのですが、私はもう10年くらい発音矯正レッスンをしているような顔をしてどうにかレッスンをしました。そして、できてしまったのです。「門前の小僧、習わぬ経を読む」とはこのこと。父のビジネスを手伝い始めて1年かそこいら、毎日のようにレッスンを裏で聞いていたので、教え方までなんとなくマスターしていたのですね。

私は高校生の時から家庭教師のバイトをしていたので、教えることについては経験がありました。また、学生の頃は勉強がからっきしできなかったので、塾だけでは伸びず、ありとあらゆる科目に家庭教師をつけてもらっていました。だから教わり慣れてもいたのです。

その割に受験は落ちまくりましたが、一つだけ受かった女子大に拾ってもらって通ったのは、私の人生で最良最高の選択でした。

12年前、ふと思い立って独立を決め、東京都の歴史的建造物に指定もされている、レトロビルマニア垂涎の的である鈴木ビルに空きが出たという情報をゲットし、即契約して会社を設立しました。私は数字が覚えられないので、創業日は甥っ子その1の誕生日にしました、、、、のつもりが、1日誕生日を勘違いしていることが後で判明。まあでも良しとしましょう。

儀式とかジンクスめいたことはあまり信じない方ですが、何となく記念というか節目的な感じで、毎年この日は私が学生の頃から愛好している店で、「しあわせもん」という苺のタルトと、シャンパーニュでお祝いすることにしています。今年も無事にお祝いできました。忙しい1日でしたが、ちょっとだけ時間を確保しておいたので、タルトとシャンパーニュを堪能しながら、ルイ・ヴィトンの伝記を読みました。本屋さんでは売っていない特別な本です。繰り返し読みたくなる古典的な本って何冊かありますが、これもその一冊。

創業者のルイ・ヴィトンの数奇な人生と仕事に傾ける彼の情熱からまた新たな発見がありました。今の商業主義の権化のようなルイ・ヴィトンからは想像もつきませんが、商売や職人の原点というのはここにあると感じさせてくれる良書です。

幼い頃に母親と死に別れ、若干14歳で、一銭も持たずに木靴を履いて生家を後にした青年ルイが、徒歩で2年の歳月をかけて到着したパリで、贅沢な衣服や長距離旅行の必需品を収めるためのトランクをデザインし、成功を手に入れるまでを描いた伝記小説です。

「人が人生で築き上げるものは何であれ、勤勉、良識ある行動、堅固な価値観、勇気を土台としているのだ、との気付きを読者に与えたい」と作者のフランス人がどこかのインタビューで語っていました。

わかりやすいもの、手軽なもの、目立つものがもてはやされる昨今ですが、私は質実剛健な感じで行きたいと思っております。

独立して12年目、父のところで教え始めて17年目、こんなに長く英語発音矯正の仕事をするとは想像していませんでした。英語発音矯正は、よその人から見ると仕事に見えるかもしれません。すごく踏ん張って頑張ってやるものというより、息をするように自然にできる唯一のことが私にとっての英語発音矯正です。

これからも受講してくださる方の英語力アップや楽しさにつながるようなレッスンを追求したいと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします。