実際に、メントール英語発音教室のレッスンでどのように説明しているのか、例をご覧いただけます。

Have a nice weekend! の発音方法
①Haveの”a”の音 catやhatと同じ発音で/ae/(アッシュという発音記号の音)に注意する。
この音は、唇が凄く緊張した音で、舌の奥の方を見せるようにして 発音するので、
そこをちゃんと安定してできるように。
②Haveの”v”の音
カタカナ発音だと、buのように、邪魔な”u”の母音を入れてしまう人がいるので、子音vだけで発音する。
③Haveとaは連結(リエゾン)して発音する
“habua” ではなく、”hava” のように発音する。この部分を力んで発音しすぎないように
強弱のバランスに注意する。
※二つ目の”a”はあいまい母音(シュワ)の音にする
④niceの/ai/で口を大きく開けて二重母音になるように気をつける
発音記号にすると、/nais/なので、/ai/で一瞬にして
口を特大ハンバーガーに かぶりつく時くらい「パクっ」とあける。
⑤weekendの”w”は、唇をこれ以上すぼめられないくらいすぼめて鋭い音を出す。
⑥weekendのkの後にuを入れて/ku/と発音しないようにする
多くの人が、/weekuend/と発音しますが、これは間違いです。
“u”の音は邪魔なので、発音しないように。
カタカナでは表現しにくいのですが、
×ウィークエンド ○ウィーケンド
のような感じです。
⑦weekendの”d”は、はっきり発音せず、音を溜めて余韻が残る程度に軽くする
⑧文章の中で最も強く発音する母音は、 1. Haveの”a” 2.weekendの”e”で、
1より2のほうが少し強くなるようにする。
⑨文章の最後の方は、軽く下げ気味にする。
少し上げて、歌うように軽やかにしてもいいのですが、
通常は、平叙文、命令文、Wh questionは文末を下げて発音します。
たった4単語の英文でも、ちゃんと発音しようとすると、これくらいいろいろと注意が必要です。
メントール英語発音教室では、このくらい丁寧に、具体的にお教えしますから、
「できない」ことがありません。
9つのポイントをすべて制覇して、 かつ、自然に言えるようにするためには、
100回どころか、1000回くらいの反復練習が必須です。
一般的にはここまでする必要ないかもしれませんが、
この説明を読んでいただくと、「いかに英語と日本語の 音のシステムが違うか」
ということがおわかりいただけるかと思います。