Sさんは日本の超大手企業で働くエンジニアです。2010年の11月から、週に1回のペースで 通い、仕事が忙しい時以外はあまり休まず地道に通ってくださっていました。

Sさん
(エンジニア・男性)

Sさんはどちらかというと声質が日本人で、日本語を話すときもフラット(あまり抑揚がない)タイプだったので、英語らしい抑揚を身に付けるのに苦労していました。

でも、努力家なので英語の母音や子音は良いペースでマスターし、時々は英語のプレゼン練習をすることもありました。TOEICは、800点台で最初から高めでしたが、リーディングよりリスニングが弱く、自力学習ではスコアアップに限界を感じていたようです。

発音レッスンの時に、勉強方法やリスニングテクニックの指導なども混ぜるように心がけましたし、Sさんは素直にそのアドバイスを取り入れて勉強し、半年後にはリスニングほぼ満点で900点越えを達成しました。その努力には脱帽です。

そんなSさんが、悲願だったアメリカへ2年間の駐在が決まり、10月に人生初の英語圏生活へと旅立ちました。

そして、アメリカでネイティブの英語教師から英会話を習うことになったそうですが、アジア人への指導経験が豊富で、発音を重視する方針の先生が、Sさんの英語発音を聞いてこう言ったのです。

「あなたの発音は素晴らしい。どこで習ったの?」

通常は、発音矯正のコースをみっちりやってから会話の練習に入るのに、Sさんは免除されました。外国人が日本人の英語を褒める時、多少リップサービスが混じるのも事実ですが、発音矯正免除という事実は、先生の言葉がお世辞ではないことを物語っています。

こういう嬉しいご報告をいただく経験をしてしまうと、発音教師の仕事はやめられません。とっても嬉しいです!

明日からも、全力投球でレッスンをしていきます♪♪♪