自力で英語を話せるようになることの大切さについてお話しします。
私は、YOSHIKIが2018年と2022年に外国人記者クラブ(通称FCCJ)で記者会見をした時に参加しています。どちらの場でもYOSHIKIが彼らしいとても良い英語で、しっかりとインタビューに答えている姿を見て、私は多くの若い人や英語を勉強している人にこの姿を見てほしいと思いました。
今やアメリカを拠点にし、世界的なアーティストと自力で英語を使って仕事やプライベートで偉業を成し遂げているYOSHIKIですが、昔は髪を逆立てた、ドメスティックなバンドマンでした。それが、世界進出を決めて、単身でアメリカに乗り込み、大人になってから英語を勉強して今では外国人記者クラブで通訳も全く入れずに自力で英語で自分の考えを述べる姿には本当に痺れます。
こうやって公の場で英語を操る日本人に対して「大した英語力じゃない」とか「発音がどうだ」とか難癖をつけたり、英語なんて通訳を入れればいいと、英語からの逃げ口上を言う人がなんと多いことか。
私も、社会人になってから英語を一生懸命地道に勉強して、今では英語に食べさせてもらったり、世界を広げてもらっていますが、勉強している時にはずいぶん人から馬鹿にされたり、英語なんて必要ないじゃん、とか色々雑音を吹き込まれました。今これを読んでくださっている方の中にも、そんな目にあったり、そういう雑音に心が動いてしまった人がいるかもしれません。
でも、私はあえて力説したいと思います。
英語は、通訳の人や誰かをあてにしたらダメです。
そんなことちんたらやっていたら自分の意志なんて伝わりません。
発音なんて日本語風でいいという開き直りもダメです。
ネイティブみたいになる必要はありませんが、ちゃんと通じる英語の発音やイントネーションを身につけましょう。YOSHIKIも、ボーカルのTOSHIに、発音矯正をしてほしいと言ったと海外進出間もない頃のインタビューで発音の大事さを語っていました。

2022年の記者会見でのインタビューでは「16歳の自分にアドバイスをするなら何と言うか」という質問に対し、YOSHIKIは3つの回答を挙げていましたが、その一つが「Study English(英語を勉強しろ)」でした。
実際の自分は大人になってから勉強したから、若い頃はこんな風になるとは(このような記者会見で英語で答えることになることも含めて)想像もしたこともなかった、と。
私はこの言葉を聞いてとても嬉しくなりました。有名な人や社会的な地位が高い人で、英語は一番大事なことではないとか、できなくてもいいとか言う人がいますが、私は大反対です。英語を勉強して、できるようになってください。後回しにしないで、今すぐ始めましょう。
「人の雑音に負けないで英語ができたらなあ」と一度でも思ったことがある人は、英語を勉強してください。
YOSHIKIの英語発音、文法、英語表現力を徹底解剖!
→https://ameblo.jp/mentor815/entry-12820596646.html