答えは、 

良い英文を真似する(応用する)ために、型として暗記しておくこと

です。

「国際学会発表」「英語」「座長」「学会プレゼン 英語発音」といったキーワードで検索をする人は結構いると思います。

私も、国際学会発表デビューをしたおよそ10年前は、検索してました。 
英語の論文や英語の学会発表、英語のビジネスプレゼンテーションの発音練習をするためにメントール英語発音教室に来る方は多いです。

私は、両方経験があるので、発音やイントネーションだけでなく、英文やプレゼンテーションの構成そのものについてアドバイスをすることも少なくないです。

なぜかというと、多くの場合、英文が長すぎたり、使っている文体というか、構文が適切でないために、ねじれた文章になってしまっていることが多いからです。

ねじれて複雑化、長文化しているゆえに、必要なパーツが欠損してしまっている例も多々あります。
そして、この「ねじれ」や「不足」自分では気づきにくいものです。

 私も英語で論文を書き始めた当初は、随分ねじれた文章を書いていましたが、毎回ネイティブチェックを入れて(そういう会社があります)、添削のコメントを丁寧に読んで、次回書くときにそれを踏襲するということを散々繰り返して来た結果、だいぶねじれや欠損が減りました。また、人の文章の構造のねじれを指摘できるようになりました。

 「発音を直して欲しい」というリクエストに対しては、言われたままに原稿の音を直せば「職務責任を果たした」あるいは「いただいた料金の対価にふさわしいサービスを提供した」ということになります。

しかし、構造がねじれていたり、パーツが足りない英文の発音をいくら綺麗にしても、聴衆に内容が伝わらなければ意味がないので、「英文やプレゼン内容の構造修正はサービス範囲外です」とは言えません。

 私がプレゼンをして来た外国の学会では、そもそも日本人の発表者を見ること自体がそんなにありませんが(国家としては、由々しき問題だと思っています)、たまにいる日本人の発表の英文が、複雑すぎて、内容が伝わっていない例を見て来たので、看過できません。

というわけで、メントール英語発音教室の「ビジネスプレゼンテーション、国際学会発表の英語発音矯正」サービスでは、発音やイントネーションの矯正を超えたサービスをしております。
これは、学会やビジネスのプレゼンテーション経験がない人や、論文を英語で書いたことがない人には無理だと思います。発音やイントネーションだけなら直せると思いますが。

で、冒頭にあるように「わかりやすい(伝わりやすい)英文を作る方法」の一つとして良い方法は、
良い英文を真似する(応用する)ために、型として暗記しておくことです。
メントール英語発音教室のレッスンでは、このことを意識して取り入れています。

皆さんの英文に意味のがねじれが生じないように、英語でプレゼンテーションをする可能性がある人にはなるべく「プレゼンテーションでマネしやすい良文であるかどうか」を意識してレッスンで音読する英文を選び、一人一人のニーズに合わせて文体やマネの仕方の例などの説明も入れながら音読するようにしています。
皆さんの英文が伝わりやすくなるようにするためです。

 ※私のこれまでの国際学会発表の経験から選りすぐった良い本が何冊かありますが、個別におすすめするべきものが違うので、ホームページで「これがおすすめです」というスタイルの紹介はしていません。

 たくさん良い英文のストックができると、
「日本語の構造のまま英文に変換してしまったねじれ英文」を作りがちだった人も、「英語らしい文体のスッキリしてわかりやすい英文」を作るようになり、通じるし伝わるし楽になります。

国際学会発表を抱えて四苦八苦している方は、こちらのページからご相談ください。

理想的には、本番の3ヶ月以上前から始めていただくと良いのですが、「1週間後」とか、「3日後」といった緊急の場合でも、できることは色々あります。

かなり多くのパターンと経験がありますので、色々フレキシブルな提案が可能です。安心してご相談ください。

レッスンに通っている方で、何かプレゼンテーションの予定がある場合は、早めにご相談ください。(相談の追加料金などはいただいていません)