大人も子供も使える英語フレーズ「英語チャンク」
英語で「チャンク(chunk)」は「かたまり」という意味です。子供や、暗記や勉強が苦手な大人に特におすすめなのが、英語チャンクを使った学習法です。自分がパッと覚えられる長さのかたまり(単語の数)の英文を1つの「チャンク(かたまり)」としてポンポン脳みそに放り込んでいくような感じだと思ってください。選び方に気をつければいいので、英語はそんなに得意じゃないけど、子供には英語を今のうちに覚えさせてあげたい、という親御さんでもできるし、親子で同じ英語を覚えて、お互いに使うことができるというメリットもあります。
英語チャンクは世界のトレンド
チャンクによる言語学習は、子供の言語獲得の世界でもよく使わています。「人間が一度に記憶できる情報の集合」という意味があり、 複数の情報を1つのかたまりに変えることを「チャンク化」すると呼び、英語を効率よく覚えるための学習法として20年ほど前から言語学の業界でも盛り上がっている手法です。私の父は30年以上前からこの手法を使って英語を教えており、私が大学院(テンプル大学修士課程の日本キャンパス)で言語学の講義を取っていた時に、語彙研究の世界的大家のPaul Nation教授が「チャンクは大事だと言ってたよ!」と伝えたら「俺は昔からそのことを主張している」と得意気にしていました(笑)。
このページでは、親はもちろん、子供も使えるし覚えやすいチャンクをクイズ形式で紹介します。そのチャンクが表すイメージをしやすいように、イラストを描いてもらいました。
まずはクイズをやって、こちらの解説と共に楽しんでくださいね。

それでは、英語チャンクの解説です!バイリンガルお母さんイカラフルと娘さんのミニイカちゃんの会話形式♩

Take it easy.
<一言解説>励ますときはもちろん、慰めの言葉としてもよく使います。
親が子供に言ってもいいし、子供が親に言うのもOKな万能表現。

I’m listening.
<一言解説>「聞いて聞いて!」と言われたらこのチャンク。
親が子供に「Hey, Are you listening?(ちょっと、聞いてるの?」と言ったらこのチャンクで返してくることも。

I’m innocent.
<一言解説>親も子供も失敗しますよね。責任回避する時も、責任転嫁する時も両方使えます。

Sweet dreams.
<一言解説>Good night.に続いて、このチャンクは定番です。大人同士でももちろん使います。チャットの締め言葉にも便利。

Listen to me.
<一言解説>何か言い始める前の前触れとしても使えるし、ぐずっている子供にピシッと言ってもOK。

Leave me alone.
<一言解説>泣きじゃくりながらこのチャンクを叫んでいる場面、映画などで見たことありませんか?子供はもちろん親も使います。meをitに変えれば、「それは放っておいて」=「触らないでおいて」になり、こちらも便利です。

We did it!
<一言解説>何かやり遂げた時、うまく行った時に思わず口をついて出てきたら英語感覚がインストールされたと思って良いでしょう。主語をIにして自分の功績を称えることも。

I’ll teach you.
<一言解説>teachは「伝える」意味合いが強いtellと違って、知識ややり方を教えると言う意味があります。だから話し手はtellerで先生はteacherなんです。親がメインに使うチャンクですが、もちろん子供から教わることもあるので、子供も使える便利なチャンクです。

Let me finish.
<一言解説>早とちりされた時、先をせかされた時などに使いましょう。親がちゃんと話を聞いてくれない時に子供が親に使うのもいいですね。

If you insist.
<一言解説>insistは主張するという動詞です。一見、難しそうな単語だと思うかもしれませんが、ネイティブは小さな子供にでもよく使っています。


