英語が通じるレベルから、伝わる・評価されるレベルへ
英語学習者の多くは、外国人と会話ができるようになった時に「通じた!」という達成感を感じます。しかし、さらに上を目指すならば、より自然で英語らしい表現を使うことが重要です。通じるだけでなく、スムーズで洗練された英語を話せると、より高く評価され、コミュニケーションの質も向上します。
そこで今回は、自然な英語表現を身につけるメリットと、実際にどう改善できるのかの例を紹介します。特に、ハリウッドで活躍する俳優・浅野忠信さんの英語インタビューを題材に、どのように英語らしい表現に改善できるかを具体的に解説します。

なぜ自然な英語表現を学ぶべきか?
「通じる英語」と「伝わる英語」は異なります。カタコトの英語でも相手が文脈から理解してくれることはありますが、自然な表現を使うことで、誤解なくスムーズに伝えられるようになります。
ビジネスや国際交流の場では、英語の使い方がその人の印象を左右します。英語が流暢であれば、プロフェッショナルな印象を与え、信頼度が向上します。特に、シンプルでも正しい英語を使うことが大切です。
英語らしい表現を知っていると、言いたいことをスムーズに表現でき、会話の流れが自然になります。例えば、簡単な単語だけを使うのではなく、ネイティブがよく使う英語フレーズやチャンク(英語の決まり文句)を身につけることで、英語らしい話し方になります。
浅野忠信の英語力はどのレベル?
浅野忠信さんは、日本国内だけでなくハリウッドでも活躍する俳優であり、海外の映画やドラマにも出演しています。英語での演技やインタビューにも挑戦しており、その英語力は年々向上しています。彼の英語はシンプルながらも明確で、ネイティブスピーカーともスムーズにコミュニケーションをとることができるレベルにあります。また、本人もインタビューで言っていましたが、英語は先生をつけてきちんと勉強しているそうです。文法や発音も、自己流英語とは一線を画したものであることからも、相当な努力の痕跡が見られます。素晴らしいですね。
英語を話す際、浅野忠信さんは完璧な文法にこだわるのではなく、相手に伝わることを最優先にしているのが特徴です。これは、英語学習者にとっても参考になるポイントです。ここで大事なことは、「文法や発音なんて自己流で通じる」と開き直っているのではなく、知っているし勉強しているし、落ち着いてやればできるけど、本番(生のインタビューやスピーチなど)では、正しさよりも、伝わることを優先するフレキシビリティを備えているという点です。これは、多くの日本人(ノンネイティブ)英語話者が見習ったほうが良い点でしょう。
浅野忠信はハーフのクォーターですか?
浅野忠信さんは、クォーターです。彼の祖父がアメリカ人であり、そのため彼自身は日本人とアメリカ人の血を引いています。しかし、日本で生まれ育ち、日本語を母語としているため、英語を後から学ぶ必要がありました。
この背景が、彼の英語学習のスタイルにも影響を与えているかもしれません。ネイティブではないからこそ、英語は勉強しなければできるようにならないことを理解していて、文法や発音をしっかり専門家から学びつつ、ルールにガチガチに縛られず「シンプルでも伝わる英語」を重視するスタイルに辿り着いたのだと思われます。
浅野忠信のスピーチと英語表現はどんな感じ?
浅野忠信さんは、海外の映画祭や授賞式でも英語でスピーチやインタビューを経験しました。その際の特徴として、以下のポイントが挙げられます。
- 簡潔でわかりやすい英語を使う
- 感謝の言葉や自分の感情を率直に伝える
- 自然な表情とジェスチャーを交えて話す
自然な英語表現の例:浅野忠信さんのインタビューを改善
ハリウッドで活躍する浅野忠信さんも、インタビューで英語を話す際、シンプルな単語を使うことが多いですが、少し調整するだけでより洗練された英語になります。以下に、実際のインタビューでの表現を改善した例を紹介します。

“It’s easy to play bad guy like bad guy, but I don’t want to play bad guy just bad guy.”
“It’s easy to play someone as just a heartless person, but I didn’t want to do that.”
- 「bad guy」ではなく「heartless person」のような具体的な表現を使うとより自然

も好き
でも個人的にはbad guyって音の響きが良いので好きだし、私もよく使います。トランプ大統領もよく使ってますよね(笑)

Trump
俺もよく使うぜ〜

私は良い人ってことで有名なんですが(笑)badという形容詞にはちょっとこだわりがあるので、少々掘り下げてみます。
evil man
evilってdevil(悪魔)みたいで見るからに邪悪な単語ですが、その通り、badよりもさらに悪い性質を表す形容詞で、「邪悪な、不吉な」という意味があります。guyでも良いですが、manの方がフォーマルというか、大人な言い方です。今回のインタビューでの浅野さんはキャラ的にguyの方がしっくりくるかもしれません。
A ruthless man (冷淡、攻撃的な性質を出したい場合)
ruthは慈悲深さとか思いやりという意味で、それがlessなので「ruthless=無慈悲な」という意味になります。こんな人いたら怖いですねー。
A dangerous figure (権力、影響力がある人の場合)
薮茂(将軍で浅野忠信が演じた人物)はある程度権力と影響力を持っていたからこれも良いですね!
figureは色々な意味がありますが、ここでは「人物」という意味です。
A man with dark intentions (道徳心がない/薄い人だと言いたい場合)
薮茂っていつもなんか悪巧みをしている印象があります。だからこの表現も捨て難いですね。
xx with @@というのは英語でよく使う表現なので覚えておくと便利です。dark(腹黒い、邪悪な) intention(意図、目的)を持つ男。怖っ!

発音教師
他にももっとネイティヴライクで良い表現がたくさんあるのですが、badばかり掘り下げていると私の性格を疑われそうなのでこの辺で切り上げておきます。本当は1時間くらい語れますよ。
“Because this character is very big, and it’s not easy to play my character because he’s a very bad guy.”
“This role was huge for me. He’s not an easy person to play because he does a lot of cruel things.”
- 「bad guy」よりも「not an easy person to play」や「cruel things」を使うと自然な表現に
“Samurai has very strong spirit. Each Samurai has very strong spirit.”
“Samurai have a strong spirit. Each one carries a deep sense of purpose.”
- 「Each Samurai」より「Each one」の方がネイティブらしい
- 「has」より「carries」を使う方がバランスが良い
自然な英語を身につけるための学習法
1. 英語のチャンク(決まり文句)を覚える
単語だけでなく、ネイティブがよく使うフレーズを覚えると、スムーズに話せるようになります。
例えば:
- “My mind went blank.”(頭が真っ白になった)
- “I should be asking you that!”(むしろあなたに聞きたい!)
- “He has a strong sense of purpose.”(彼は強い目的意識を持っている)
2. 発音練習をして音と共に覚える
ドラマ、映画、トーク賞など、ナチュラルな会話、対話形式の英語をYouTube などで実際に聞いて、繰り返し口に出すのが効果的です。
口に出したことがない英語表現はいくら暗記しても「咄嗟に口から出てくる」ことはありません。日本語も同じですよね。
3. シンプルでも正しい英語を心掛ける
難しい単語を使うよりも、短くても正確な文を作ることが重要です。文法ミスを減らし、明確な英語を話すことで、相手に伝わりやすくなります。
まとめ:英語らしい表現を使い、ワンランク上の英語を目指そう!
英語が通じるようになったら、次はより自然で洗練された表現を身につけることを目指しましょう。少しの工夫で、会話がスムーズになり、より評価される英語を話せるようになります。
- 英語のチャンクを覚える
- 声に出して正しい発音でインプットする
- シンプルでも正しい英語を使う
英語力をさらに高め、グローバルな場で自信を持って話せるようになりましょう!
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