音読は、うろ覚えの歌をカラオケで歌うのと同じ。サビだけ知ってて歌える歌を完コピするようなつもり(要領、手順)でやると良いです。正しい音読をすると、リスニング力も上がります。
動画で解説しています
効果がある音読の必須条件
意味の塊で区切って読む
意味の塊で正しく区切って読むことができるということは、
・文章の構造がわかっている
・英会話をするときに、情報を少しずつ付け足しながら色々なことを伝える練習ができる
つまり、正しく区切れる力=英語らしい通じる意味の塊(チャンク)を出し入れしながら並べたり、相手が話す英語の情報を意味の単位で消化して理解できる力がつきます。

効果がない音読の方法
とにかく1つの文を一気に読もうとする
この方法は効果が半減してしまうのでやめましょう。
特別な訓練をしない限り、1回で処理できる単語の数はせいぜい3単語か、多くても5単語です。7単語も8単語もあるような文章を一気に読んでいるつもりでも、意味も音もきちんと処理しきれません。結局、最初の3から4単語だけ読めて、あとはちゃんと読めていない、という失敗パターンの練習を積み重ねているだけになってしまいます。きちんと自分が今、何単語までだったら暗記してそのまま再現できる(音声と同じ状態で音にできる)のか把握しておき、無理のない長さの塊に区切って練習しましょう。