ドジャースタジアム内の記者会見場で3月25日、約12分間にわたって1人で声明を発表した大谷翔平選手。元通訳の違法賭博疑惑に関して、自身の賭博や送金への関与を完全に否定する声明を発表しました。
通訳は、東京生まれで父親が日系米国人のウィル・アイアトン氏。内容を見て、日本語と英語両方がわかる人にしかわからないポイントをいくつか発見したので、紹介したいと思います。
日本人も、日本に慣れているネイティブもよく使うあの言葉が大谷選手の気持ちだった
英語しかわからない記者は、もちろん元の日本語でなんと言ったか知りませんがから、日本語から英語になった時点で落ちた情報(文章を成立させるために意図的に落とした可能性もある)がわかりません。
私は、san(さん)という言葉が英語に訳される時になくなっていたので、それで大袈裟にいうと全体の大谷選手の気持ちの2割くらいが抜け落ちてしまったのではないかと感じました。

san(さん)という言葉は大谷さんの気持ちでは?
あくまで個人的な推理というか推察の域なので本当にそうだと断言はできませんが、2つの異なる文化と言語を比べると、こんな見方もできるのか、という発見のきっかけになれば嬉しいです。
ここで重要なメッセージは、「人が話す言葉には、自動翻訳では解釈できない部分がある」ということと、「日本語をすべて英語に置き換えることは不可能だし、逆もまた然り」ということです。
だから外国語は難しい、というのではなく、私は「だから外国語は面白い」と思います。
違うのは時として良いことです。どちらが上とか下とか、誰の通訳が優れているとか合っているとかではなく、人それぞれいろいろに解釈できる部分がある、ということです。
違いを楽しみましょう。
大谷選手の声明:日本語、英語全文と注目ポイント解説
皆さん、来ていただいてありがとうございます。僕も話したかったのでうれしく思っています。チームの関係者の皆さん、僕自身もそうですけど、ファンの皆さんも、ここ1週間ぐらいですかね、厳しい1週間だったと思うんですけど、メディアの皆さんも含めて、我慢とご理解をしていただいたのはすごくありがたいなと思っています。まず、僕自身も信頼していた方の過ちを悲しく、というかショックですし、今はそういうふうに感じています。
First of all, thank you very much for coming. I wanted to be here today to be able to talk. I’m sure it was very tough — it’s been a tough week for fans and team officials, and I’m very grateful that the media has been patient in this process. Just on a personal note, I’m very saddened and shocked that someone who I trusted has done this.
・canはbe able toとは違う。
今回は声明でフォーマルなものなのでこちらを使ったと思われます。
canよりbe able toの方が堅くてフォーマルな表現です。カジュアルというか口語的な英語表現を使っていた水原氏と比べて、アイアトン通訳が「ちゃんとした通訳だ」「誠実な通訳だ」という評価をしている人がいるようですが、今回は公式な声明だし、事件性がある出来事に対する事実説明なので、アイアトン通訳の英語スタイルとかそういう問題ではなく、単に場面に合わせてフォーマル度が高い英語を使ったと思われます。
・過去ではなく、現在完了形 it was very tough — it’s been a tough week
「厳しい1週間だった」 の 「た」に即反応して最初過去形に英訳したけど、直後に現在完了に言い直してます。まだこの大厳しい状況が続いているからです。現在完了形は、時制というより「状態」を表現するためのものだと思っておくとしっくりくると思います。日本語では過去形(終わったことで、今は必ずしもその状態ではない)も、現在完了形も「た」になってしまうので、アイアトン通訳が最初に咄嗟に過去形にしてから現在完了形にすぐ言い直したのは、ライブ通訳ならではだと思いました。この時点で、彼は大谷選手の原稿を事前にあまり詳しく知らず、その場で通訳していたことがわかりますね。
・大谷選手らしい丁寧なマスコミへの圧 the media has been patient in this process.
大谷選手らしい丁寧さは残しているものの、かなり強いに圧をかけていると私は感じました。現在完了形を使っているところが圧です。「我々が公式に何かを伝える前に勝手に詮索したりリークしてくれるなよ、こっちが情報出すまでpatientでいろよ。今までも、そしてこれからも。」ということなのでしょう。
「必要な時にこちらから情報を出すまで忍耐してくださいね」ということでしょう。結婚発表会見の時、日本のマスコミがしつこく結婚相手の個人情報を質問した際、「言う必要ないと思うんで 」と牽制していたのを思い出して、「これは大谷さんならではの丁寧な言い方の圧なんだな」と私は個人的に感じました。考えすぎかもしれませんが。
・水原氏への現在の気持ち someone who I trusted has done this.
声明発表の冒頭では、水原氏の名前を出さず抽象化していっていたので、今回はそのスタンスでいくのかな、と思っていました。でも、後半に行くにつれて感情が露わになり、「一平さん」と終始言っていました。普通、こんなことをされたら関係が冷めて、まだ被告にはなってないからそこまでは言わないにしても「水原氏」とか、「水原一平」と言ってもおかしくはありません。でも、「信頼していた方」と言っているのは大谷選手が信じたくないけど信じなくてはいけないこの状況への葛藤が現れているのかな、と思いました。さらに、「信頼していた方の過ち」の過ちを「窃盗」とか「詐欺」と言わずに「過ち」(英語ではthisと訳されていた)になっているのにも、大谷選手の気落ちがすごく現れていると感じました。
そして、この冒頭を聞いた時「今回の声明は、水原氏の名前を出さずに抽象化して言う方針なんだな」と思ったのですが、これ以降、「一平さん」を連呼してしまっていて、「あれ?どうしたのかな?」と思いました。「一平さん」連呼の理由はまた説明します。
訳された英語だけ聞いても上記に挙げたようなニュアンスは感じられないでしょう。
2つの言語のニュアンスがわかると、色々な解釈や推測ができて、面白いものですね。自動翻訳に頼っているとこういった芸当ができないので、私はいつまでも自力で理解できる言語力を磨き続けたいと思っております。
・強い言葉を避けた表現で心の揺れを表現?
声明の最後の方で明確に”this is theft and fraud” 「これは窃盗と詐欺」と言っていますが、最初の方は”this“「このような出来事(大谷選手の言葉では過ちと表現)」していて、最初の方はそういった強い言葉で事実を決定づけることを躊躇していたのかとも解釈できます。
現在進行中の調査もありますので、今日話せることに限りがあるのはご理解いただきたいということと、詳細を分かりやすくお伝えするためにまとめたメモがありますので、そちらに従って、何があったかというのを説明させていただきたいなと思います。はじめに、僕自身は何かに賭けたりとか、誰かに代わってスポーツイベントに賭けたりとか、またそれを頼んだりしたことはないです。
“Obviously today there’s things that I’m limited in being able to talk about. I hope you understand. I do have a document in front of me that I will refer to that will detail what has happened. “So, I never bet on baseball or any other sports or never have asked somebody to do that on my behalf.
僕の口座からブックメーカーに対して、誰かに送金を依頼したことも、もちろん全くありません。数日前まで、彼(水原氏)がそういうことをしていたというのも全く知りませんでした。結論から言うと、彼が僕の口座からお金を盗んで、なおかつ、僕の周りにもそうですね、みんなにウソをついていた。そういうことになります。
And I have never went through a bookmaker to bet on sports.“Up until a couple of days ago, I didn’t know that this was happening.“ Just to kind of go over the result, in conclusion, Ippei has been stealing money from my account and has told lies.
・aなのかtheなのか。I have never went through a bookmaker
theではなくてaを使っているところに注目です。theと言ってしまうと、水原氏が関わった違法賭博屋(bookmaker)を指すことになり得ます。そうすると意味は全く変わってしまいます。この場合はaを使うことが重要で、ブックメーカー全般と関わりがないことを示唆しています。theと言ってしまったら、「(例の、話に挙がっている違法)ブックメーカーに接触したことはない。だけど、他のブックメーカーに接触したかどうかについては言及していない」と解釈させる可能性もあり、まずいことになります。
繰り返しますが、aかtheかで話が全く違ってしまうのです。
「日本人は文法を気にしすぎ。冠詞とかそんななんて細かいことを気にする必要はないんだ」なんて開き直る人がいますが、こういう状況では大問題になりかねません。
・彼でも水原一平でも水原氏でもなく、いつもの呼び名「一平さん」
Ippei has been stealing money from my account and has told lies.
それまで一切名前が出てこなかったのに、ここから「一平さん」になっています。ただ、英語ではIppeiと呼び捨てになっています。名前にMr.をつけることはないし、大谷選手が言うところの「さん」は英語のMr.とはちょっと違う意味合いだからです。Mr. Mizuharaはあるけど、Mr.Ippeiとは言いません。だから英語ではただのIppeiしたのでしょう。
繰り返しになりますが、年上で信頼していた彼のことをこの状況になっても「彼」とか「水原氏」とか「水原一平」と言わず、今まで通り「一平さん」としている。ですから、この「さん」には相当な意味というか、大谷選手の気持ちが表れていると私は思いました。英語だけ聞いた人は、Ippeiと受け止めます。「さん」がついているのといないのでは心理的距離感が違います。この「さん」が表すニュアンスを英語しかわからない人は、受け取ることができないのではないでしょうか。
先週末、(開幕戦が行われた)韓国ですね、僕の代理人に対して、メディアの方から「私が違法なブックメーカーに関与しているのではないか。スポーツ賭博に関与しているのではないか」という連絡がありました。
“Last weekend in Korea, media had reached out to a representative in my camp inquiring about my potential involvement in sports betting.
・直訳では状況を把握できない
inquiring about my potential involvement in sports betting.
my potential involvement は「私の潜在的な関与」と直訳すると状況が正しく把握できません。
潜在的な関与→関与の可能性(関与の疑い)と解釈できないと、分かったようなわからないようなぼんやりした状況把握しかできません。
例えばTOEIC730-800点台くらいの人だと、単語はある程度覚えているので直訳はできるけど、意味をしっかり取れず、得点に結びつかないし、実務でも用が足りないと言うことがよく起きます。この辺りの人たちが抱えている英語に対するモヤモヤは、この現象に近いでしょう。
大谷選手の英語の次の課題も正しくこのあたりにあり、例えば「疑惑」の状況に対してdoubtful(疑わしい)のように直接的な表現を使っていれば意味がすぐわかるけど、potential involvement のように抽象化した言い方をされると、意味がスッと入ってこず、通訳がいないと正しく状況把握をすることができないのです。
そして、このレベルを抜け出すためには普段会話の英語をたくさんやるだけではダメで、文法をしっかりやってきちんとした設計のもとにボキャブラリーを強化し、ある程度複雑な構造の英文や、状況把握が必要なコンテンツを読んだり書いたりして練習する必要があります。

大谷選手はかなり英語が話せるようになったからもう通訳はいらないだろう、とアメリカの人たちが言っていますが、本人もそう思っていないでしょうし、私もそうは思いません。ここで述べたようなことが理由の一つとして挙げられます。
(巨額の送金について)一平さんは、某友人の借金の肩代わりとして(大谷選手が)支払ったというふうに、僕の代理人も含めてみんなに話していました。
“So, Ippei never revealed to me that there was this media inquiry, and to the representatives in my camp he told, Ippei told, to the media and to my representatives that I, on behalf of a friend, paid off debt.
その翌日に、さらに尋問で、一平さんは僕たちの代理人に対して「借金は自分のもの。(水原氏)自身が作ったものだ」と説明しました。それを僕が肩代わりしたという話を、その時に(水原氏が)代理人に話したそうです。そして、これらは全く、すべてがウソだったということです。
“Upon further questioning, it was revealed that it was actually, in fact, Ippei who was in debt.
“And told my representatives that I was paying off those debts.
“All of this has been a complete lie.
一平さんは取材依頼のことも僕にはもちろん伝えていなかったですし、代理人の人たちに対しても僕(大谷選手)が既に彼(水原氏)と話してコミュニケーションをとっていたとウソをついていました。
“So, Ippei obviously lied about — basically didn’t tell me about the media inquiry.
“So Ippei has been telling everybody around that Ippei has been communicating with Shohei on all of this account — to my representatives, to the team — and that hasn’t been true.
(通訳の確認に対し)うん、僕もそうだし、代表、チームもそうですね。代理人たちにも「僕とコミュニケーションをとっていた」とウソをついていました。
“The first time I knew about this gambling, Ippei’s gambling, was after the first game (in Korea) when we had the team meeting in the clubhouse.
そして、僕がこのギャンブルに関しての問題を初めて知ったのは、韓国での第1戦が終わった後に行われた試合後のチームミーティングの時です。そのミーティングで彼は全部、英語で話していた。僕に通訳はついていなくて、すべて英語で話していたので、完全には理解できなくて、「何となくこういう内容だろうな」というのは、おそらくは理解はできていましたけども、何となく違和感をその時は感じていました。
“So during the team meeting, obviously, Ippei was speaking in English and I didn’t have a translator on my side. But even with that, I kind of understood what was going on and started to feel that there was something amiss.
“Prior to the meeting, I was told by Ippei, ‘Hey, let’s talk one-to-one in the hotel after the meeting.’ So, I waited until then.
・on my sideで通訳はただの翻訳マシンではなかったことを改めて表現
I didn’t have a translator on my side.のon my sideは単に「通訳がついてなかった」と言いたいのなら、いらない表現です。
on my sideは味方とか自分の側の人間というニュアンスの表現です。これは個人的な推測になりますが、この3単語をつけることで、「いつも影武者となって自分のことを言葉の変換以上にサポートしてくれた一平さんがいない」という大谷選手の心情をアイアトン通訳が汲み取ってつけたのかな、と思いました。深読みしすぎかもしれませんが。
彼は僕に対して「ホテルに帰った後により詳しいことを2人で話したいので、今は待ってくれ」というふうに言ったので、僕はその時はホテルまで待つことにしていました。僕はミーティングの時は、一平さんがギャンブル依存症だっていうのはもちろん知らなかったですし、彼が借金をしていることも知りませんでした。
“Up until that team meeting, I didn’t know that Ippei had a gambling addiction and was in debt.
“Obviously at that point, or, obviously I never agreed to pay off the debt or make payments to the bookmaker.
“And finally, when we went back to the hotel and talked one-to-one, that’s when I found out that he had a massive debt.
・a からthe へ変化
make payments to the bookmaker.
ここで、最初に出てきた時は特定性がない”a” bookmakerでしたが、“the”になり、水原氏が関わっているとされる違法賭博のブックメーカーのことを指しています。冠詞一つで全く意味が変わってしまうことがここでも確認できますね。
僕は彼の借金返済にその時も同意していませんし、「ブックメーカーに対して送金をしてくれ」と頼んだことも、許可したことももちろんないです。試合後、ホテルに戻って、一平さんと話をして、彼に巨額の借金があることを知りました。
“And it was revealed to me during that meeting that Ippei admitted that he was sending money, using my account, to the bookmaker. “And at that moment, obviously it was an absurd thing that was happening and I contacted my representatives at that point.
彼はその時、私に「(大谷選手の)口座に勝手にアクセスして、ブックメーカーに送金していた」ということを伝えました。僕はやっぱり「おかしい」「これはおかしいな」と思い、代理人たちを呼んで話し合いました。話が終わって、僕の代理人も彼(水原氏)にウソをつかれていたということを初めて知って、すぐにドジャースの皆さんと弁護士の人たちに連絡をしました。ドジャースの皆さんも代理人の人たちも、その時に初めて「自分たちもウソをつかれていた」ということを知りました。そして、弁護士の人たちは、これは窃盗と詐欺なので警察当局に引き渡すという報告をしました。
“So, when I was finally able to talk to my representatives, that’s when my representatives found out that Ippei has been lying the whole time, and that’s when I started contacting the Dodgers and my lawyers.
“And the Dodgers and the lawyers at that moment found out also as well that they have been lied to.
“And my lawyers recommended that since this is theft and fraud that we have the proper authorities handle this matter.
・「窃盗と詐欺」と明言
ここで、this is theft(窃盗) and fraud(詐欺) と明言しています。そろそろ事実を伝えなくてはならないので、明言したのだと思います。今回の声明の目的の核心でもあります。
これが、そこまでの流れです。僕はもちろんスポーツ賭博には関与していないですし、ブックメーカーに送金をしていたという事実は全くありません。
“So, in conclusion, I do want to make it clear that I never bet on sports or have willfully sent money to the bookmaker.
・willfully「意識して、意志を持って」を強調して潔白を主張
この単語一つがあるのとないのでは、後の大谷選手の運命が全く変わってしまう可能性があります。万が一、大谷選手の端末から、彼が直接関与したお金のやり取りがあるとみなすデータが見つかった場合、やったやってないに関わらず、この声明で「違法ブックメーカーに送金したことはない」と言ったことが虚偽と見なされるかもしれないからです。大谷選手の意思や意識が関与しないところで「送金が発生した」可能性はあるけど、知っていてやったことは決してないと明確にする必要があり、ここでwillfullyはとても大事な単語です。
(文書を見ずに正面を向いて)正直、ショックという言葉が正しいとは思わないですし、それ以上の、うまく言葉では表せないような感覚でこの1週間はずっと過ごしてきたので、今はそれを言葉にするのは難しいなと思っています。
“To summarize how I’m feeling right now, I’m just beyond shocked. It’s really hard to verbalize how I am feeling at this point.
・beyondで表現しきれなかった大谷選手の葛藤と日本人らしさ
ここが最大のクライマックスというか、英語しかわからない人には絶対にわからないニュアンスが含まれている部分です。
日本にあってアメリカにないもの、それは「世間様」のような見えない相手です。お天道様とか世間様のような、見えない社会に対して、多くの日本人は道義心というか、ちゃんとした人間であろうとする見えない空気感のようなものを感じて生きていると思います。良いか悪いかは別として、そういうものがある日本人が多いのは事実です。
大谷選手の「ショックという言葉が正しくはない」というのは、「いくら野球に専念しているとはいえ、自分の資産管理もちゃんとできていなかったことで、社会人として足りないところがあると責められても仕方ない。裏切られてショックだなんて呑気なことをいうことは相応しくない、このような事件が起きたことは自分にも多少の非があるから」というような、極めて日本人的な気持ちで「正しいとは思わない」と言ったのだと思います。
これも私の推測なので、合っているかはわかりませんが。これを、アイアトン通訳はbeyond(超える)を使って「ショック以上」というような英語にしました。正しくないはnot appropriateとかnot rightとか色々言い方がありますが、全然ニュアンスが合いません。それで、「ショックという次元を超えている」という英語にしたのでしょう。

日本の社会的感覚の「正しいとは思わない」に該当する英語がないので、この英語になったのも頷けますが、大谷選手のこの気持ちは英語では伝わらなかったと思います。
ただし、その後にこのニュアンスの不足を” hard to verbalize”「言語化するのは難しい」という表現で補っています。
ただ、もうシーズンも本格的にスタートするので、ここからは弁護士の方々にお任せしますし、僕自身も警察当局に全面的に協力したいなと思っています。気持ちを切り替えるのは難しいですけども、シーズンに向けてまたスタートしたいですし、今日、お話しできて良かったなとも思っています。これが今お話しできるすべてなので質疑応答はしませんが、これからさらに進んでいくと思います。
以上です。ありがとうございました。
“The season is going to start so I’m going to obviously let my lawyers handle matters from here on out, and I am completely assisting in all investigations that are taking place right now.
“I’m looking forward to focusing on the season. I’m glad that we had this opportunity to talk, and I’m sure there will be continuing investigations moving forward.
“Thank you very much.”
自動翻訳では無理!アイアトン通訳の英語に見る、大谷選手の英語にならない気持ち
いかがでしょうか。自動翻訳やAI翻訳で結構いい和訳ができるから、英語はもう勉強しなくて良いと嘯く人がいます。でも、こういったツール類には推しはかることができない部分というのが人間の言葉には隠されているのです。
それは、人格であり言葉であり、文化や社会といった複雑なものです。
日本語と英語を比較して、行間とか背景に潜んでいる細かいニュアンスを推測するのは結構楽しいものだとわかっていただければ幸いです。
ちなみに、私が発見したアイアトン通訳の特徴は、obviously が口癖だということです。今回もたくさん出てきましたよ。今後彼の英語を聞くときに、チェックしてみてくださいね。
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