形容詞は、あまり癖がないというか、小難しいルールがないので理解しやすいです。
文法が苦手な人は、わかりやすいやつから攻略していって、周りを固めてから複雑なやつに取り掛かるのがおすすめです。

最初に難しいのを相手にすると嫌になってしまうからです。この記事では形容詞について説明します。
英語には例外的な用法や、応用的な用法がありますが、今回は細かいルールは思い切ってバッサリ切ります。

最低限必要な情報に限定して説明しますが、日常会話からビジネスまで、このくらい知っておけばほとんどの人はOKです。
大学入試や何かの試験の引っ掛け問題を解かなきゃいけないとか、構造が複雑な英文を読んだり書いたりしなきゃいけない人には少しだけ足りないと思いますが、まずはこの記事で紹介する内容をしっかり叩き込んでください。

今から英語の勉強を始める近所の中学生に教えるつもりで書きました。これを読んでくださった方も、英語初心者か英語が苦手な中学生に説明できるレベルまでルールを覚えるまで、何度も読んでみてくださいね。

英語の品詞とは

その前に英語の品詞とはなんなのか、わかりますか?品詞は英語でpart(s) of speechと言います。英語というゲームのキャラみたいなものです。

ゲームを楽しくプレイするには、登場するキャラがどんなパワーを持っていて、どんなことができるのか、どんな時に登場するのか、他のどんなキャラと絡むのか知らないとそのゲームをできませんよね。
品詞は英語というゲームのキャラみたいなものだと思ってください。

そのキャラはどこに登場できるのか。何ができるのか理解していないとゲームをすることができません。品詞も同じです。どこに登場して、何ができるのかを理解すると扱いやすくなりますよ。

形容詞はどんな役割?

形容詞という言葉、いかにも文法用語でイカつい感じですが、要するに「飾り」です。デコレーションをする役。

かわいい 猫 の「かわいい」の部分です。

猫がどんな猫なのか説明する役をする品詞です。
「かわいい pretty」(形容詞)を知らないと、どんな猫なのか説明ができません。
形容詞で名詞を説明すると、イメージが より具体的になりますよね。
形容詞をたくさん知っていれば知っているほど、褒め上手になれます。ディスり(けなし)上手にもなれちゃいますが、褒め上手の方がおすすめです。

形容詞はどこに出てくる?

形容詞は大きく分けると2パターンの登場方法があります。

一つ目は、名詞と一緒に登場するパターン。
先に挙げた「かわいい」+ 猫 のようなパターン。

人やものの名前を表す品詞、それは名詞です。
形容詞は、主に人やものを説明する(デコる)ためにあるので、名詞と一緒に出てきます。

二つ目は、単独登場。
She is pretty.のように She=pretty  彼女=かわいい という文章の時。
sheとprettyがイコールの関係の時に出てきます。主語(she)を説明する時に登場するのです。

形容詞はどんなものを説明できる?

形容詞は、主に人や物を説明します。

親切な人 a kind person
大きなリンゴ a big apple
素晴らしい人生 a beautiful life

形容詞は、状況とか様子も説明できます。

a bad situation 悪い状況
a good mood いい雰囲気(ムード)

形容詞をたくさん使いたい。形容詞の順番ルールは?

一つの言葉じゃ説明できない!色々デコりたい!と思うこと、ありませんか?
そういう時、副詞でデコることもできます。

例えば、a very pretty cat のように副詞のveryを足して 
とても(副詞)かわいい(形容詞) のようにデコるやり方もあります。

でも、形容詞をズラーっと並べて説明を盛る方法もあります。シンプルにまずは2つ形容詞を並べて猫を説明してみます。

例)可愛くて赤い猫 a pretty red cat
pretty(かわいい)とred(赤い)を並べて猫を説明しています。
順番にはルールがあって、まずは「お気持ち」を最初に入れます。
どんな様子を「かわいい」と思うのかは、人によって違うのでこれは主観と言えますよね。そういうものは先に言って逃げる(笑)。そういう風に覚えてください。
上記の例では、原則に則って主観のprettyを先にしましたが、red(赤い)ということを特に強調したいのなら、a red pretty catでもOKです。
でもred を先に持ってくると、「この人はよほど猫の色を主張したいんだな」という印象を与えます。

さて、もっともっと色々言いたい!形容詞を並べたい!という時は、以下の順番になります。
opinion→size→age→shape→color→origin→material→purpose
 主観的な評価→大きさ→年齢→形→色→所属→素材→目的
A lovely, tiny, young, fluffy, white, Siamese, velvet-soft, friend cat was sitting by the window.
可愛くて小さくて若いフワフワでベルベットのように柔らかいコンパニオン(friend)シャム猫
が窓のそばにいる

A lovely, tiny, young, fluffy, white, Siamese, velvet-soft, friend cat was sitting by the window
可愛くて小さくて若いフワフワでベルベットのように柔らかいコンパニオン(friend)シャム猫
が窓のそばにいる


lovely(主観的な評価)
tiny (大きさ)
young(年齢)
fluffy (形):フワフワな
white(色)
Siamese (所属)シャム(猫の種類)
velvet-soft (素材)
friend(目的)

形容詞と副詞の違い

副詞と区別がつかず混乱する人がいますが、形容詞と副詞は違います。
両方ともデコり系(説明する)役割の品詞なのは同じなんですが、形容詞は名詞しか説明できず、副詞は「名詞以外」のものしか説明できません。

・名詞と仲良しなのが形容詞。
・名詞と一緒に出てこられないのが副詞。
詳しくは、こちらをお読みください。

実はこれも形容詞

知っていましたか?

this girl (この女の子)や that boy(あの男の子)の thisや that も形容詞です。

形容詞を自作 (複合形容詞)

ここで、オリジナルの形容詞を作る方法があるので紹介します。言葉のセンスが発揮されますが、うまくイケてる形容詞を作って使っている英語を見ると「おおー!」と思います。

super+形容詞で形容詞を作ることができます。

1.接頭辞+形容詞

super-cute 超かわいい(激カワ)
ultra-modern 超モダンな
mega-rich 超金持ちな 

形容詞と名詞を合体させて形容詞を作ることができます。

2.形容詞+名詞

ice-cold 氷のように冷たい
rock-hard 岩のように硬い
pitch-black 真っ黒な

副詞と過去分詞(形容詞として使われる)で形容詞を作ることができます。

3.副詞+過去分詞

well-known よく知られた
fully-equipped フル装備された

形容詞を二つまとめて1つの形容詞を作ることができます。

4.形容詞 + 形容詞

bitter-sweet 苦甘い
old-fashioned 古風な

甘いんだか苦いんだかわかりませんが(笑)チョコレートでビタースイートってありますよね。

こういった形容詞を専門用語で compound adjectives (複合形容詞)と言います。ある程度自由に作っていいのですが、以下の点に注意しましょう。

複合形容詞の注意点

1.ハイフン( – )で繋ぐ
2つ以上の単語を名詞の前で1つの形容詞として一緒に使いたい時、混乱を避けるためにハイフンで繋ぎます。例えば、”small-business owner “は、small businessのオーナーであり、small owner of a businessではありません。small ownerだと、小さいオーナーになってしまいます。子供店長?

2.どんな説明をしたいのかちゃんと考える
文脈は重要です: 複合形容詞の意味は文脈によって変わってしまうことがあります。何をどの程度、どんな風に説明したいのかよく考えて複合形容詞を使いましょう。

3.クリエイティブに、でも慎重に
色々な単語を組み合わせて、新しい生き生きとした表現を試すことができるのは良い点です。ただ、聞き手、読み手にとって意味のある表現になるようにしましょう。論文とかニュース記事でへんてこりんな複合形容詞を入れまくっているせいで、なんだかわからなくなってしまっている英語もあります。すでにある形容詞では本当にダメなのか、ちゃんと検討してから作ったり使ったりしましょう。

形容詞まとめ

形容詞の役割やルールを基本中の基本に絞って説明しました。副詞って何に使うの?形容詞との違い、使い方、ルールをわかりやすく解説と併せて読んで、英語というゲームを快適にプレイするためのキャラである「品詞」を制覇する一歩になれば幸いです。

続いて、動詞や名詞、冠詞、前置詞など基本的な品詞についても記事を書いていきますので、このページをお気に入りに入れたり、インスタグラムやFacebookに登録して見逃さないようにしてくださいね。

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