コメディ映画の女王といわれる女優、キャメロン・ディアスと、実生活では元カレの大物ミュージシャン、ジャスティン・ティンバーレイクが両方とも小学校の先生役で共演したラブコメディ映画の「バッド・ティーチャー」。オリジナルタイトルは、そのままでBad Teacherです。
キャメロンは、えらく怠け者で強欲な女性の役です。他に職業がないから仕方なくやっている、玉の輿願望を持つ、やさぐれ教師役。キャメロンがはじけた演技で笑わせてくれます。

また、アメリカの学校文化を知ることができて、日常的な英語表現もたくさん出てくる実用的な映画でもありますよ。

Recess is over! 休憩は終わり!の英語発音のコツ

この英文は、有名な歌 Love is over と同じ仕組みです。主語を入れ替えると色々に使えてとても便利です。本当はもっと色々あるんですが、あまりたくさん紹介しても消化しきれないので、3つに絞ります。

1つ目のポイントは、recessのイントネーションです。

英語を英語らしく聞こえるようにするためには、その単語の最も強く発音する母音の出だしを強く発音して、最後を弱く発音することが大事です。
recessで最も強く発音する母音は、最初の/i:/の音です。不二家のペコちゃんのスマイルみたいに唇の両端を左右に思い切り引っ張って、/i:/と発音しましょう。
ただ、日本語の「い」を長くして「いー」と発音すると英語らしく聞こえません。イィー イィー のような感じです。

2つ目のポイントは、overのvの発音です。

vの音を発音しているつもりで、badのbの発音になってしまう人がとても多いのですが、上の唇と下の唇が少しでも触れてしまうと、badのbを発音したと思われてしまいます。
vの音は、上の前歯4本分を下唇に強めに押し当てて、触れた部分から息をたくさん通過させます。これさえできれば、bではなくてvの音に聞こえます。ちょっと恥ずかしいかもしれませんが、コツをつかむまでは、おそ松くんのイヤミの前歯をイメージして、思い切り前歯が見えている状態で発音するのがオススメです。
唇がビリビリくすぐったくなるような音が出れば正解です。
単語の中で最も強く発音するのは、最初の母音、/ou/です。

3つ目のポイントは、文章全体のイントネーションです。

英語では、単語と単語の強弱の差が相手にわかるように発音しないと、意味をわかってもらえません。今回は、overを最も強く発音し、他の単語は弱めに発音します。